つくる人、綴るモノコト。
by iwayakobo
あやめ組。
庭に、あやめの咲いた姿が見えます。
すうっと背筋の伸びた立ち姿、清い佇まいです。
花のカタチ、青紫の色。その存在感は抜群です。

 「いずれ アヤメか カキツバタ」
どちらを選ぶにせよ、いずれの花も美人なのです。


幼い頃通った幼稚園のクラスには、それぞれに
花の名前が付けられていました。
たんぽぽ組、ひまわり組、ふじ組、ゆり組、きく組、
そして自分は、あやめ組だったコトを記憶しています。

あやめ、アヤメ、なんだかおかしなコトバだなあ、
ちいさな自分は、この三文字の音の響きに
ふにゃふにゃっとした違和感を感じていました。


今思うと、なんてしっとりとした名前のクラスだろう、
降り続く五月雨に濡れた青紫色の花にみとれつつ、
あやめ組だったコトが、ちょっとだけ嬉しくなったりしています。

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# by iwayakobo | 2006-05-18 01:42 | diary | Comments(0)
夢候よ。
「鴨居玲(カモイ・レイ)展」をみてきました。

もう10年も20年も昔。同じ美術館の地下展示室で
出会った、鴨居玲の作品が深く記憶に刻まれたまま
いた様です。告知のチラシに「鴨居玲」の名前を
見つけて、どうしても見たい衝動に駆られました。

息子を保育所に送りまして、いそいそと出掛けます。

さて記憶の作品はあるかな、などとトコトコ勇んで
ひろしま美術館の入り口へ。
展覧会は、作品ひとつひとつをみているうちに
彼の画業人生の渦に巻き込まれて、しだいに
クラクラしてきます。
妥協を許さない厳しい制作、哀しみとユーモアの
同居する作品画面、驚くほど自分の中身をさらけ
だしながら、どこまでも探し求める態度。

  この世は夢候よ。酔い候え、踊り候え。

老いた酔っぱらいが小気味よく踊る姿の描かれた
作品。対象の生き様、作者の心情、想像の渦の中、
立ち眩みつつ、その場を離れられませんでした。

暗くズッシリと、けれど潔くキリリと頭の引き締まる、
久しぶりに刺激的な展覧会を体験しました。


おかげで、買い物を終えた嫁娘との待ち合わせに
遅刻、ちょっと待たせてしまいました。
# by iwayakobo | 2006-05-16 09:26 | diary | Comments(0)
はじめに
こちらのブログは、岩屋工房ホームページにて綴っています
「8行日記」の文章をストックするための目的で開設しました。

書き始めた頃は、「ホンの8行程度のちいさな綴りです、」と
ちょこんと書いていました。

書いては消し、書いてはまた消し…。
慣れない更新作業の中、消えてゆく在りし日の日記文章が
なんだかもったいなく思えてきました。

日記帳として、折々残してゆこうと思います。


# by iwayakobo | 2006-05-16 02:54 | Comments(0)


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