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陶器制作工房 岩屋工房
by iwayakobo
お駄賃、一文。
2007年5月13日(日曜日)

お駄賃、一文。_b0097009_23143515.jpgコツコツと、部屋の改修をしています。


古い家、あちこち修繕しながらの暮らしです。
時間を見つけては少しずつ修理しています。

今回は、以前からちょっと頼り無かった床下を
ひと部屋まるごと作り直しています。
きっちり頑丈な床にすべく、梁を縦横に巡らせて、太い束でどっしりと支えます。


そんな作業中、地ならしのスコップに、かちん、と
何か当たったような、ちいさな金属音。

見ると、丸いカタチ。お金かな?
よくよく見ると、四角い穴。ん?古いお金?
土を払って見れば、「寛永通寶」の文字!

お駄賃、一文。_b0097009_2314868.jpg床下から、寛永通宝が出てきました。
一枚だけ、ひょっこり出てきた昔のお金です。

どんなひとが、どんな状況で、うっかりぽろり、と
裾から落としてしまったのだろう、と
いつもの空想癖で色々想像して遊びます。


部屋の改修、今回のお駄賃は、この一文です。
by iwayakobo | 2007-05-13 23:18 | diary | Comments(6)
Commented by keiko at 2007-05-14 18:01 x
えーーすごい!もうちょっとほればもしかして埋蔵金がザックザク?
こんな金色してるんですか?銅だとおもってた。
一文でも現代価値はもうちょっとあるんじゃないですか?
Commented by iwayakobo at 2007-05-15 01:09
期待の埋蔵金は、見つかりそうにありません。
一文だけ住人が頂戴して、現場は再び床の下に閉じます。
落とし主は、見つけた一文を見て、今頃「あ、それオレの」なんて思ったり
しているでしょうか。

ほんとは薄汚れた銅錆びの色なのですが、電球に近づけて撮影すると、
こんな風に価値ありそうな画像になりました。

コイン屋さんではどのくらいの価値なんだろう?
Commented by masako at 2007-05-15 05:53 x
ご先祖様かな?
5円じゃないけど すてきなご縁を運んできそうですねー
Commented by イー・イメージ at 2007-05-15 11:38 x
すっ!すっげぇ!!(@@)
自分とこの床下からこんなもん出てきたら、
家ん中に重機入れて思いっきり掘り返すかも・・(^^)

今度、見せてくださいね(^^)
で、よかったら、ちょっと触らせてくださいね(^^)

で、・・・ えっ!?
いや、決して持ち逃げはいたしません(^^;
Commented by iwayakobo at 2007-05-17 04:19
落とした場面を想像して楽しんでいます。
こうじゃないかな、こんなのはどう、などと夫婦で言い合いながら。

  ちょっと嬉しい出来事に 機嫌よく帰った、この家の主。
  ちょうど遊びに寄っていた近所のちいさなこどもに、
  「おう、これでウマイお菓子でもお食べな、」なんて言いつつ
  裾のたもとに手をやって、取り出した握り手から
  一文銭がひとつ、ぽろり。

例えば、そんなだったりして。
masakoさんは、どんな風だと思われますか?
Commented by iwayakobo at 2007-05-17 04:27
古い家なので、いろいろ興味のあるモノが見つかります。

寛永通宝、コインショップでは あまり価値が無いようです。
ちょっと残念。
コインショップでは無くて ウチで拾った、というトコロが
この手元にある寛永通宝のミソだなあ、と思っています。

イー・イメージさん、庶民レベルの、カワイイ落としモノです。
錆び錆びですが、見てやってください。
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